2012年3月21日水曜日

食品添加物と医薬品の違いを教えて下さい。息子のアトピー対策にビタミンCの粉末...

食品添加物と医薬品の違いを教えて下さい。息子のアトピー対策にビタミンCの粉末をお風呂に入れようと思ったのですが、安全な商品を使いたく調べているうちにどちらのビタミンCの粉末を購入した方がいいのか?

判らなくなってしまい困っています。現在は湯まいるどと塩素除去シャワーヘッドを使っています。この湯まいるどは安全に使える商品なのでしょうか?息子のアトピーは大変酷くステロイドも使っています。頭にはパルデスローション、顔にはロコイド軟膏、体にはリドメックス軟膏、毎日は使っていません。状況に応じて酷いときだけ使っています。高校生なので、自分で判断して塗っています。

このお薬も長期にわたって使っていいものなのか?心配です。ご存知の方教えて頂ければ幸いです。







こんにちは。

私は18歳のときに突然アトピーに罹患し、10年苦しんだ結果、植物油脂を断つという食事改善により克服した成人男子です。

私の経験から思うことを書きます。お役にたてれば幸いです。



まず、ビタミンCですが、医薬品と名乗るには一定の検査を受ける必要が法によって定められていますから、値段は高いですが医薬品のビタミンCを使われることをお勧めします。サプリメントだと全くビタミンCが入っていないまがいものもあるそうです。



アトピーについてですが、10年色々調べたり、治療法を試したりした結果

・子供のアトピーは消化能力の低さが原因。大きくなるにつれて消化能力は上がってくるので自然治癒する。

・大人のアトピーは植物油脂の摂りすぎが原因で、体内の脂肪の質が変わってアレルギー体質になっている。

・大人でも腸が汚れていると消化能力が落ちて、子供と同じ理由でアトピーになっている場合もある。

という結論を私は考えています。高校生ですと、子供型と大人型が併発しているのではないでしょうか。



消化能力が低いとなぜアトピーになるのか。それは、たんぱく質に問題が発生するからです。生物は他の生物を食べて、その構成たんぱく質を消化によってアミノ酸に分解します。これにより食材そのものの生命情報を消し去って、再度遺伝子の設計図に基づいた自分用のたんぱく質を作って身体を構成していきます。消化能力が低いとアミノ酸まで分解する前に吸収してしまって、他の生命情報が残った状態で自分用のたんぱく質を作って身体を構成してしまいます。これはいわば不良品ですから、免疫が反応して排除しようと攻撃します。これがアトピーです。食物アレルギーなどもこの原理です。



植物油脂を摂りすぎるとなぜアトピーになるのか。それは、体内にアラキドン酸という脂肪酸が過剰蓄積されて免疫機能を狂わせるからです。脂肪はグリコーゲンに脂肪酸がくっついてできています。植物油脂にはリノール酸という脂肪酸が多く含まれていて、これが体内に入るとアラキドン酸に化学変化します。このアラキドン酸は必須脂肪酸ですけど摂りすぎると免疫を狂わせる厄介な代物です。おかしくなった免疫は正常な自分の細胞を攻撃してしまう。これが成人アトピーです。花粉症が増加している原因もこれではないでしょうか。



私の場合、植物油脂の摂りすぎだったらしく、植物油脂を排除する食事改善で、今では全く湿疹がでません。青魚を毎日食べたことも要因だったと思います。青魚には前述のリノール酸やアラキドン酸に競合する脂肪酸であるドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸が多く含まれているからです。その他具体的対策としては、揚げ物や炒め物を我慢して、調理は煮る、焼く、蒸すの和食式に変える。日本やアメリカの肉は柔らかくするため牛に稲わらを与えていてアラキドン酸が多い。だから我慢して牧草を与えているオーストラリア産の肉を食べる。パンはマーガリンやショートニングが入っているものは排除しバターを使っている昔ながらのものを選ぶ。ドレッシングや焼き肉のたれなどは使わず味ポンやダイコンなどで工夫する。といったところです。



ロコイド、リドメックス私も使ってました。ステロイドは一時的に炎症を抑えるには効果抜群ですが、だんだんと効き目が無くなって、より強いステロイドへとなってしまいます。私はある時期から脱ステロイドを行い食事で改善する作戦に変えましたがリバウンドが激しく社会的には死んでしまいます。もちろん苦しんでいる分、食事改善が効果を発揮していることは手に取るように分かったという利点はありました。しかし、あまりオススメはできません。地獄を見ます。ステロイドで症状を抑えつつ、食事改善することにより根本治療を目指すという作戦が一番ではないかと今では思います。



根拠となった資料を列挙しておきます。



永田良隆「油を断てばアトピーはここまで治る」三笠書房

前述のステロイドで症状を抑えつつ食事改善で根本治癒を目指すスタンスの本です。



金城学院大の奥山治美教授の学説。Ⅳ章をご覧ください。現代アレルギーの問題を脂質栄養学の視点から切り込んでおられます。卓見だと思います。

http://www.kinjo-u.ac.jp/orc/research/topic.html



過去の週刊朝日記事

http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/FattyAcid.htm



アトピーのつらさは異様です。ご家族の支えは不可欠だと思います。そして、治癒に至るまでは根気が要りますからご本人が納得したうえで改善策に挑まなければ成功しないと思います。ステロイドを自分で判断して塗る。その姿勢は大切にしてあげてください。



※補足※

他人任せにせず自主的に考えて治そうという志や姿勢を大事にしてほしいということであって、ステロイドを自分勝手に判断して使用することを推奨しているわけありません。誤解を招く表現だったことを深くお詫びします。








まず、食品添加物と、医薬品の違いですが。

私の知る範囲では。



食品添加物は、食品衛生法による管理。化学的合成品と、天然物があります。

医薬品は薬事法による管理。流通には厚生労働大臣による承認が要ります。



ビタミンC:L-アスコルビン酸(原末)は、医薬品の成分にも、食品添加物にも使われます。



次に、

住まいは集合住宅ですか?そうでしたら、受水槽で添加される塩素の除去は必要ですね。

戸建で、水道局直轄の水でしたら、地域によっては高度処理された水ですので、そのままの使用でも、問題が無い場合も多いです。



すみませんが、湯まいるどについては、よく知りません。



最後に薬について

複数のステロイドを使われている訳ですから、使い方を「自分で判断して」 使ってよいものかどうか。

薬効の強さ、部位ごとに使う量、使い方、使用期間の見通しについて、医師ときちんと話し合あわれ、納得して使用されているのでしょうか。

素人の勝手な自己判断で、途切れ途切れに、しかも、見通しなくダラダラ使っていい薬ではない・・と耳にします。

ビタミンCより、そちらの方が気がかりです。







うちもアトピーの子どもがいます。

塩素除去をしています。

とても改善しました。



湯まいるどは悪くはないと思いますが、ビタミンCの粉の方が

お買い得だと思いますよ。



またステロイドについてですが、パルデスとロコイドは中くらいの

強度でリドメックスは強い部類に入るステロイドです。

副作用があります。



うちの子はステロイドの使用によってひどい副作用がでたので

ステロイドをやめました。



ステロイド自体アトピーを治す薬ではないので根本的な治療を

すすめる必要があると思います。



ステロイドを使わない日々のケアについてはこのサイトが詳しいです。

http://byebyeatopy3month.web.fc2.com/



また、このサイトのトップページにもすすめられていますが、

アトピーは個人個人で症状、原因が違うので適した方法を探す必要があります。

それに役立つのがアトピー情報サイトです。

登録(無料)しておけば、質問ができたり体験談が読めたりできます。

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